ゴルフ・米国女子の頂点であるLPGAツアー

女子ゴルフ

「紳士のスポーツ」と言われるゴルフは、世界各国で愛されているスポーツです。また、一般人の老若男女が楽しめるものであり、社会人としては「大人の社交術」とも表現されるような交流の場でもあります。そんなゴルフですが、当然男女ともにプロという概念が存在し、もちろんアメリカにも米国女子のプロツアー・大会があります。これを管理・運営している団体が、全米女子プロゴルフ協会であり、英語の略称で言うとLPGAになります。ちなみに、このLPGAですが、実はアメリカで最も古い女子プロスポーツ組織(1950年創立)でもあります。

LPGAツアーは1月から始まり、11月まであり、20大会以上もの日程が組まれています。この期間を通して、最も賞金を獲得したという選手が、賞金女王に輝くのです。近年ではアメリカ人以外のプレイヤーが賞金女王に輝くことも多く、アジア人選手も数多く受賞しています。創立された1950年から実に30年以上もの間、アメリカ人プレイヤーが頂点に君臨していましたが、その牙城を打ち破ったのが、日本の岡本綾子選手です。残念ながら、以降は日本人の女王は誕生していませんが、韓国・台湾・タイといったアジア地域の選手が後に続いています。